クラウドFAX移行方法|番号はそのまま?送信元は?仕組みと導入手順を解説

クラウドFAX

従来のFAX機や複合機を使ったFAX業務には、多くの手間や制約が伴います。誤送信リスク、紙の管理、回線の混雑…。
こうした課題を解消し、テレワークやBCPにも対応できる手段として、クラウドFAXへの移行が注目されています。

本記事では、クラウドFAX「TransFax」を使って従来環境からFAX業務を移行する方法を、仕組み・手順・よくある疑問まで含めて解説します。

クラウドFAXの「番号」はどうなる?受信番号と送信元番号の扱い

クラウドFAXへ移行する際に、よくある不安のひとつが「番号ってどうなるの?」という疑問。
ここでは、受信側のFAX番号と、送信時の発信番号(送信元番号)について、それぞれ詳しく解説します。

受信番号はどうなる?今のFAX番号はそのまま使える?

まず、FAXの受信に使う番号については、現在利用中の番号の種類によって対応が異なります。

0120や0800の着信課金番号については、そのままTransFaxに移行可能です。番号自体をクラウドFAXに引き継げるため、取引先に案内し直す必要はありません。

一方、03や06などの一般的な市外局番については、番号自体を移行することはできません。その場合は、通信キャリアの「転送サービス」を使って、TransFaxが用意した03または06番号に自動転送することで、現行番号を維持しながらクラウドでFAXを受信することができます。

また、移行期間中は旧番号と新番号を併用する「平行運用」も可能です。既存の番号でFAXを受けながら、徐々に新しいTransFax番号へ移していく運用ができるため、スムーズに移行できます。

送信時の発信番号(送信元番号)はどうなる?

クラウドFAXでは、物理的な電話回線を持たずにFAXを送信できます。では、そのとき相手のFAXに表示される「送信元番号(TSI)」はどうなるのでしょうか?

TransFaxでは、あらかじめ登録しておいた任意の番号を「送信元」として設定することが可能です。
この番号(TSI)は、メールやSOAP、SFTPなどの送信方式において、パラメータで指定する形で設定でき、相手側のFAX機にはその番号が送信元として表示されます

たとえば、以下のような設定が可能です:

  • メール送信時: `TS=03-1234-5678` を指定
  • SOAP送信時:TSIパラメータで番号設定

ただし、これはFAXという通信仕様上、相手側のFAX機の種類や設定によって、正しく表示されないこともあるという点には注意が必要です。

このように、送信に使う「発信番号」は実際に所有している必要はなく、企業の代表番号や部門ごとの番号を“名乗って”FAX送信ができるのが、TransFaxの大きな利点です。

クラウドFAX送受信サービス「TransFax」
クラウドFAXでFAX業務をデジタル化。セキュリティ強化、基幹システムとの連携、コスト削減と業務効率化を一挙に実現する次世代FAXソリューションです。

導入までの流れ

TransFaxは、クラウドFAX導入の豊富な実績をもとに、平均1ヶ月以内での導入が可能です。
ヒアリングからシステム連携、運用開始まで、クラウドFAXのエキスパートがしっかりサポートしますので、初めての方でも安心してご利用いただけます。

1. 要件ヒアリング・現状把握
2. 提案・インターフェース選定(メール/SFTP/SOAP)
3. トライアル運用で接続テスト
4. 契約と開始手続き
5. 本格運用スタート(1ヶ月以内が目安)

まとめ|クラウドFAXなら「TransFax」がおすすめ

FAX業務をクラウドに移行するなら、シンプルな操作性と安心のサポート体制を兼ね備えた「TransFax」が最適です。
導入もかんたんで、番号の移行・転送・送信設定まで柔軟に対応可能。クラウド化によるペーパーレス化、セキュリティ強化、業務効率アップを同時に実現できます。

TransFaxは、クラウドFAX導入の豊富な実績をもとに、平均1ヶ月以内での導入が可能です。
ヒアリングからシステム連携、運用開始まで、クラウドFAXのエキスパートがしっかりサポートしますので、初めての方でも安心してご利用いただけます。

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